国の外国人受入制度の拡充に伴い、日本での就労を希望する外国人介護人材は年々増加している。一方、人口減少・少子高齢化に伴い、府内の介護施設等では、介護人材の確保に課題を有しているところが多いものの、外国人の受入に関するノウハウがないこと等により、雇用を躊躇する施設も少なくない。
生産年齢人口の減少への方策として、外国人材の受入は検討課題の一つとなってきている今、大阪府が実施したアンケート調査による外国人受入未実施施設からの受入支援に関するニーズを踏まえ、外国人介護人材受入に向けた制度等の理解促進と不安の解消を図り、介護分野の特定技能より府内の介護現場での就労を希望する者(以下「インターンシップ生という。)と府内介護施設等とのマッチングを支援することにより、外国人介護人材の受入促進、マッチング成立後の定着に向けての支援等により、介護人材不足の低減に寄与することを目的とする。